神戸女子大学と神戸女子短期大学にはそれぞれ独立した図書館があり、相互利用することができます。
現在は健康福祉学部がポートアイランドにキャンパスを移転したのを機に、より利用者の利便性を図るため“須磨キャンパス図書館”と“ポートアイランド(簡略してポーアイとも呼びます)キャンパス図書館”という名称表現を用いて相互利用サービスの一元化と向上を推進しています。
OPACというのは、Online Public Access Catalogs (図書館オンライン書籍目録.)という所蔵検索のシステムです。公立図書館や多くの大学及び短期大学図書館や私立図書館でも、OPACにより自館の所蔵する資料類が公開されています。
Search for documentation of a university-owned intellectual and cultural education anytime, anywhere
「いつでもどこでも知的、文化教育的な大学所有の資料について検索」することを可能とするために公開しており、パソコンはもちろんのこと、携帯電話やスマートフォンからもアクセスすることができます。
今回、OPACをリニューアル公開するにあたり、「神女図書館のOPAC」として愛用していただきたいという願いを込め、次の2つの理由から愛称のネーミングを行いました。
日本の大学において、大学主催の公式行事として継続して開催されている唯一の行事です。
例年7月に行われ、年によって開催日は変わりますが、須磨キャンパスでは木曜日、ポートアイランドキャンパスでは火曜日の昼休みに開催されます。
特設のブースが設置され、教職員はもちろん理事長や学長も参加してすいかを切り分け、集まった学生達に振舞います。
現在まで30年以上継続開催されており、近年では夏の風物詩としてメディアの取材も受けています。楽しそうな歓声が響き渡り、すいかを頬張る学生達と振舞う教職員の笑顔であふれる光景は、必見の価値ありです!
昭和54年7月、創設者である行吉哉女(ゆきよしかなめ)初代学長によって初めて「すいか祭」が開催されました。
「帰省する学生や実験・クラブ活動で残る学生達が夏期休業を無事に過ごし、また後期の講義が始まる時に元気な姿を見せてくれるように」との願いが込められています。
長年“学長先生”として親しまれた哉女女史の、女子教育の向上と「建学の精神」の実現を目指した姿勢と学生へのあふれる慈愛の思いは、“学生を主役とした学び”を大切にする教育理念の「遺志」として引き継がれ、自立した女性育成に向けた更なる女子教育への貢献を目指す強い「意志」となって、現在も“すいか祭”は“行吉学園の夏の恒例行事”として大切に開催されています。